【読書感想文の書き方・小学生】高学年から低学年まで対応!
  • 小学生の読書感想文コツは?
  • どう書けばいいの?
  • 子供の夏休みの宿題が終わらない!
  • 文章の書き方をどう教えればいいの

小学生のお子様をもつ親御さんの、毎年の夏休みのお悩みである「読書感想文」という宿題。

「ママ~読書感想文、手伝って!」といわれても、母にも手伝い方がわからない難問ですよね。そう、文章って書きなれていない限り、大人でも難しいんです。

しかも「人に物事・方法を教える」という難しさも加わり、夏休みには多くの母が、読書感想文を前にして泣きます。

そんな小学生のお子様をもつ母たちのために、今回は夏休みの宿題・読書感想文の書き方と、上手に子供に教えるコツを紹介していきます!

>>小学生向けの読書感想文のおすすめ12選はこちら

※作品のネタバレを含むのでご注意くださいね。

長々読んでいる暇すらない忙しい母子さんはページ内ジャンプでご覧ください!

    読書感想文・小学生が苦手な理由

    小学生の夏休みの宿題一覧

    まず、小学生の子供の夏休みの宿題を見ていきましょう。長男の去年の夏休みの宿題を下に、箇条書きにしてしました!

    • 夏休みの友
    • 計算ドリル・漢字ドリル
    • 自由研究
    • 植物の観察
    • なわとび帳
    • 工作
    • 読書感想文
    • 絵日記(3日分ほど)

    学校や地域によって異なるものの、大体はこんな内容ですよね。

    蓮

    「え?こんなのあるの?ラジオ体操ないの?」という、母の小学生時代との差を感じる私です。

    「多すぎ!」という小学校もあれば、「オイオイ、こんなに少なくて大丈夫かい?」という小学校もありますが、地域間宿題量は学校単位・担任単位で増減するため、一概には言えないところがあるんですよね。

    ちょっと脱線しますが、ラジオ体操も地域によっては今でも毎朝あります。ラジオ体操がない地域は、自治体の大人たちが、「俺たちが、毎朝起きるの辛くね?」ってところで話がまとまった近代化例。

    なさけない?古きよき文明が廃れた?いえいえ、少子高齢化のしわ寄せで、今の30代~60代は山ほどの激務を多方面に抱えてますから、日本社会の自然の流れといえるでしょう。

    話を戻し、小学校の夏休みの宿題一覧の中で、小学生が苦手な夏休みの宿題について調べていきましょう。

    小学生が苦戦している夏休みの宿題ランキング

    わかりやすく、どーんと表でお伝えします。そして、一目瞭然ですよね。そう、小学生の子供たちは、夏休みの宿題の中で読書感想文や作文をもっとも不得意としているのです。

    小学生の子供を持つパパママは冷静に分析していられませんよね。100%「ママ~手伝って!」ってなるから、子供の不得意が一気に自分の不得意を浮き彫りに

    「そういえば、ママも昔苦手だった…」なんて一瞬過去のトラウマに落ち込む母も。そして新たな問題として「教え方がわからない」という問題にぶち当たります。

    読書感想文、ママだって書けないし」と、小学生レベルで停滞している自分の文章力をカミングアウトする母も多数。「何とか自分でがんばって!」と本だけ与えて丸投げにするのも一つの解決法ではあるのですが、ここで以下のグラフもご覧ください。

    多くの母が手伝う子供の夏休みの宿題

    この表を見て、全国のお母様たち「うんうん」と首を縦に振っています。我が家も「自由研究」「読書感想文」はよく手伝っていますから、むしろ「え?手伝わない家庭あるの?」くらいな気持ちです。

    「自由研究」「工作」「読書感想文」の3トップは、やはり親泣かせの夏休みの宿題です。個人的な感想ですが、「自由研究」や「工作」って子供と一体型イベントとして、母子間でわりとたのしめるんですよね。夏休み前に「今年は何作る?」と母のほうが楽しんでいる製作作業。

    蓮

    内心を言えば、「めんどうくさいけど、楽しんだほうが得だから無理やりテンション上げている」ところもあるんですけどね笑

    今回のテーマは小学生の「読書感想文」「作文」。「ママ、どうやって書くの?」と聞かれても困っているわたしのようなママは、以下を読み進めてください。

    手伝うのが難しい読書感想文

    「ママ~何書けばいいの?」って言われても…。読書感想文って「きみ自身の感じた通りを書くものだから」、そもそも他者である母が教えられるものじゃないんですよと言いたい。

    そう思って一緒に図書館に行き、一緒に本を選んで、読みきかせをして、「さぁ書いてごらん」と手伝ったつもりじゃダメだったんです、我が家の場合。

    その後「ボクは○○をよみました。おもしろかたです。○○がきもかたです。」とか2行しか書けない、作文用紙スカスカの、小さい「っ」すら省かれてるお粗末なものが出来上がってきました。

    蓮

    息子、きみはどれだけ読書に興味ないんだ…

    内容はどうでもよく、「宿題を片付けること」に目標をすえてるせいで読書感想文にまつわる全ての物事に無関心。

    そう、読書感想文を母子で苦手とするのは、そもそもその本に興味がないからなんですよ。

    読書感想文が小学生にも手伝う母にも苦手とされる理由。
    • 書き方がわからない(子供)。
    • 教え方がわからない(母)。
    • 「夏休みの宿題を片付けること」に目標を置いてしまいがち。
    • そもそも本に興味がない。

      この読書感想文の苦手の理由さえわかってしまえば、おのずと「じゃあどうすればいいのか」がわかってきますね。

      書き方、教え方は以下に順に紹介するとして、「じゃあどうすればいいのか」の答えは以下の2点。

      読書感想文の苦手克服のための2つのポイント。
      • 読書感想文の「本を読むこと」を夏休みの宿題から切り離して考える。
      • 確実に子供にとって面白い本を選ぶ。

        「…で、具体的に?」と思ったお母さん、次はいよいよ本番です。

        この2点の重要性と具体的な解決案をかみ砕いていきながら、小学生の母のための、【子供に夏休みの読書感想文を上手に書く方法を教える方法】をお伝えしていきます!

        読書感想文の書き方コツ【高学年~低学年】

        まず、読書感想文の書き方をお伝えしていきますね。

        小学生低学年から高学年まで、選ぶ本の難易度が変わるだけで基本的な読書感想文の書き方はおなじです。

        読書感想文の書き方・小学生編。
        1. 書き出し
        2. 好きなところ・印象に残ったところのあらすじ紹介➡ながめに!
        3. 本を読んだ後の自分の変化

          これが基本形態で、ここを必ず抑えておけば、後は自由に書いてOKです。作文用紙がすかすかの場合は、2番のあらすじ紹介を長めにしましょう。

          「起承転結」は忘れていい

          作文の書き方は「起承転結」とか言いますよね。

          しかし「ボールがともだち!」とか「あの公園のあの木に早朝5時、カブトムシがいる可能性が高い!」なんてほかのことに夢中な小学生男子には、「起承転結」なんて子守唄同然。

          説明している途中で頭の中はカブトムシ一色になっちゃいます。まれに寝る子も。

          そもそも読書や作文が苦手だからここに来ていただいている親御さんの息子or娘さんたちのこと。

          「起承転結」なんて言い出したら、更に「やっぱ作文嫌い」が加速しかねません。

          では1~3番の具体的な書き方を紹介していきます。

          読書感想文・書き出し例

          読書感想文の書き出しは、その作文の「顔」のようなものでとても重要です。以下に小学生におすすめの「読書感想文の書き出し例」をお伝えしておきますね。

          クリスマス・キャロルの書き出し例

           

          「クリスマス・キャロル」を例に挙げて見ていきましょう。

          「ボクはこの夏休みに、ディケンズ「クリスマス・キャロル」を読みました。クリスマス・キャロルは、イギリスのお話しです。お母さんの本棚にあったので、この本を読むことにしました。欲ばりでものすごくけちなおじいさんが、クリスマスの日に夢を見て、3人の霊に色々なものを見せられます。「過去」と「いま」と「未来」を見せられます。その夢の中で、自分の欲ばりやけちが間違っていることを知って、夢から覚めた後に、優しいおじいさんに変わります。

          ボクがこのお話しで特に好きだった部分は…。」

          これが、読書感想文の小学生向けの書き出し例です。

          書き出しのポイント

          重要部分を黄色に塗りましたが、ポイントをお分かりいただけますか?読書感想文の書き出しで大切なポイントを以下にまとめたので、ご覧ください。

          読書感想文の書き出しのポイント。
          1. 作家名と、本のタイトルを伝える。
          2. どういう本かを伝える。
          3. この本を選んだ理由を伝える。
          4. 本の全貌のあらすじを最初に書く。

            1~4番が、大切な書き出しポイントです。最初に先生に「こんな話ですよ!」と書き出しで伝えておくことで、先生にどんな話かを伝えることが出来ます。

            「ボクこのストーリー、理解してますし、全部読みましたよ」アピールもできます。

            文章力の高い子ならば、ここで要点を簡潔に書くことが出来、それは読み手の先生にとって「読みやすい作文」となるでしょう。

            へたくそでもいい!

            読書感想文は、へたくそでもいいんですよ。

            「ボクはこの夏休みに、ディケンズの「クリスマス・キャロル」を…。スクルージというじいさんは、とてもけちで嫌われてます。死体のお金を盗むやつです。でも夢で自分が死んだ後を見て、いい人になりました…」

            こんなのでもOK。文章丸パクリで書くよりも、自分の言葉で「先生にどうやって内容を伝えよう?」と頭を絞る経験が大切だからです。

            現在の「下手」は明日の「上達」。恥ずかしがらずに下手な文章を堂々と書かせてあげましょう!

            読書感想文・あらすじ紹介の書き方

            次にあらすじの紹介ですが、ここを書くときにコツがあります。書き方のコツとは、「自分の印象に残った箇所を書くこと」です。クリスマス・キャロルで具体的な書き方を紹介いたします。

            あらすじの書き方例≪1≫

            「ボクは3人の霊が出てきたところが面白かったです。3人の中で、過去を見せる霊のところは、スクルージおじいさんが嫌いだったのに、かわいそうになりました。

            過去に嫌なことがたくさんあったのだと知りました。現在を見せる霊のところでは、スクルージさんの周りの人たちの現在が見えます。みんな貧しい暮らしの中で一生懸命生きているのだと思いました。スクルージさんの会社の人の家族や子供たちが、貧しくてかわいそうでした。

            未来の霊のところは、怖かったです。自分が死んだ後をみるのは辛いと思いました。ぼくは絶対にみたくありません。」

            このように、具体的なあらすじ紹介をしていきますが、全体のあらすじというよりは、自分が印象に残った場所を紹介することが大切です。

            読書感想文を渡す先生が「この話を知らない」と思って、「内容を教えてあげる」気持ちで書いてください。

            また、そのあらすじに対しての自分の感想を添えます。「怖かった」「かわいそうでした」「○○と思いました」などを文末に添えます。

            あらすじの書き方例≪2≫

            同じクリスマス・キャロルで、違う切り口で書いてみました。

            「ボクはけちなおじいさんが、自分のおじいさんに似ていて面白いと思いました。

            けど、ボクのおじいちゃんはスクルージさんほどけちじゃありません。スクルージさんはお給料をぜんぜんあげないけど、おじいちゃんはあげます。それに、スクルージさんは一人で暮らしているけど、おじいちゃんは家族と暮らしています。

            最後にスクルージさんが、いい人になるところが、とても嬉しかったです。ボクのおじいちゃんも優しい人になればいいと思いました。」

            一つの本でも、違う人からは違った見方をすることが出来るので、あらすじ紹介も千差万別です。

            読書感想文「読んだ後の変化」の書き方

            では最後に、「本を読み終わった後の自分の変化」を書きましょう。ここの段落は「まとめ」となります。

            「変化ってなに?」と思いますよね。髪形を変えたり服装変えたり劇的な変化ではなく、単なる感情の変化を書けばOK。と言ってもわかりにくいので、具体例をご覧ください。

            読んだ後の自分の変化・例文1

            同じクリスマス・キャロルで見ていきましょう。

            「ボクはこの本を読んで、悪いことをやり続けることが怖くなりました。スクルージさんが最後にいい人になったように、ボクもなるべく、人の嫌なことをやらないように気をつけていこうと思います。」

            このように、本を読む前は意識しなかったけど、読んだ後に考えが変わった!ということを書きます。

            読んだ後の変化・例文2

            「悪いことばかりをしていると、スクルージさんの未来の霊が見せてくれたみたいに、死んだ後服をとられたり、誰も悲しんでくれないのだとしりました。だからボクは、悪いことをしないようにしたいと思いました。ともだちに物をかしたり、弟にも貸そうと思いました。死んだ後に、誰も泣いてくれないと悲しいからです。」

            これでもOKです。本を読む前と読んだ後の、気持ちや行動の変化を書きましょう。

            インプットとアウトプットを意識する

            読書感想文で大切なのは「その本を読んで子ども自身がどう思ったか、どう感じたか」です。

            次に必要な行動は「どう思ったか」を文章化すること。この流れを習得することと、苦手だった作文が6年生になる頃には要領よくこなせるように変化します。

            そう、今年ダメな出来でも、6年かけて本を読んで(インプット)感想を伝える(アウトプット)の仕組みが身につけば十分なんです!

            大切なのは「小学生の頃の成績」ではなく、「インプットしたものに対して自分の率直な意見を引き出し、周囲にアウトプットする力を身につけること」です。

            そして長い目で見て、それは高校生~大人になるまでに身につけば十分。

            読書感想文のインプットとアウトプット。
            1. 本を読む(インプット)
            2. その本を読んで「どう思ったか」を文章にする(アウトプット)

              読書感想文は先生への手紙

              たとえて言うなら、ドラえもんとかコナンとかの映画の感想を夢中になってまくし立てる子供の姿。あんな感じで子供が自由にぺらぺら感想を興奮して伝えてくれたら、読書感想文も簡単に仕上がります。

              「この面白さ!感動を誰かに伝えたい!」って気持ちになってくれることが一番。

              その「誰か」が担任の先生で、読書感想文は「本の感想を先生への手紙」として丁寧語で書く行為なのです。

              たった一人に向けて書いた文章こそ、多くの人への感動を生むというのは、ライター職の私が常に意識している文章構築の視点でもあります。

              母に出来る2つの工夫

              さて、小学生の読書感想文において、その本を読んで子ども自身がどう思ったか、どう感じたかがもっとも大切であると上述しましたね。

              それさえ引き出せれば、後は文章化に向けてのワンステップを踏むだけ。

              「この本のどこが好き?面白かった?」と子供の意見をききだします。これには注意が必要。

              「ねー、何が面白かった?どんなところ?○○なところ?」などと、母が答えを促しまくるのはNG。母の感想を書くコーナーじゃないですから。

              上述したとおり、「本を読む」「感想(好きなところ・嫌いなところ)を聞く」という行為と、「読書感想文を書く」を切り離して、別の日・別の時間帯に行うことが理想的ですね。

              子供から、読書感想文を意識しない率直な感想が聞けますから。

              聞くときも、さらっと。ママ別に、読書感想文のために聞いてるわけじゃないからね」という雰囲気を出しましょう。

              ばれないように気をつけてくださいね。

              作文が好きな子供になるポイント

              ここで更に、「ちょっといい読書感想文を書かせたい!」とお考えのパパママのために、もう少し掘り下げたアドバイスをいたします。

              「書かせたい」「書かせる」など親の一人歩きした思惑のように書いておりますが、あくまでも「子供自身が本・作文を好きになるきっかけ作り」としてのアドバイスだとご理解ください。

              子供自身が本を好きになり、作文を得意分野となっていくためのポイントは、実に簡単な以下の1ステップです。

              子供が作文を好きになっていくポイント。
              • 親も一緒に本を楽しむ。

              これだけです。

              母も一緒に本を楽しむ

              小学生はまだまだ子供。母が一緒に見聞きして体験を共有してくれるという行為に、背中を押されて自信を構築してくれます。

              「小学生の本なんてつまらない」といわずに、小学生の本の世界に入ってみましょう。

              「仕事してるしそんな暇ないし」といわずに!

              読んで「面白いね~ここ、どう思う?」と共感しながら意見を出し合うことで、アウトプットが苦手な子供もお母さんにつられて意見をだしてくるように。

              「お母さんと一緒にやった」は子供にとって何度でも取り出したくなるとっておきの思い出。

              母が一緒に本を読んでくれることは、子供の国語好きを後押ししてくれるきっかけになります。

              子供が読書感想文をもっと好きになるポイント。
              • 読書感想文とは関係のないものとして、本の感想を聞く。
              • 母も一緒に本を楽しんで、感想を出し合う

                どんな出来でもほめよう!

                そして小さなポイントでもいいので、母はほめてみてください

                「けちで嫌われてるって最初に書くの、わかりやすくていいね」とか。「クリスマス・キャロル」の間の「・」を一マスで書くって知ってるんだね!とか。

                ほめるところのない下手な出来だったら、「盗むって書けるの?すごいね!」でもOK。

                漢字すら間違ってたら、「昔に比べて字が上手になったね!」でもOK。(←我が家w)

                「俺、国語けっこう、できるんじゃね?」って思わせることが、苦手克服して「好き」につながるきっかけになるからです。

                「好き」になってしまえば、子供は水を得た魚のように、一気にその分野で伸びてくれますよ!

                悪いところを指摘しちゃったとき

                しかしあまりに出来が悪いと、「いやいや、これ文章として成り立ってないし、日本語崩壊してるじゃんw」って、つい口に出したいときもありますよね。

                私もつい「ダメなところ」を口に出しちゃったことありますよ。多くの母「あるある」じゃないでしょうか。

                そんなときはダメなとこを言ってしまった後に「でも、ここはいいよね」と、褒めで締めくくればOKですよ。

                母も人間。子供の読書感想文のように完璧にはいきません。母も子もしばりすぎず、ゆるゆる行きましょう!

                明日までに読書感想文を終らせたい場合

                夏休みの終わる明日までに宿題を終らせなきゃ!って状況で、「前もって絵本を読んで母子で感想を言い合う」なんて時間ないけど?

                って方には、2つの方法をご提案いたします。

                明日までに読書感想文を終らせたい母子へ。
                • 過去読んだ本の中から、読書感想文を書く
                • 読書感想文のための本をこれから急いで選んで読む
                • もっと急ぐ方はこちらへ!→「読書感想文の時短の書き方」(ページ内ジャンプ)

                  ここでもう一度、読書感想文の書き方で大切な2ステップを見てみましょう。

                  1. 本を読む(インプット)
                  2. その本を読んで「どう思ったか」を先生に伝えるように書く(アウトプット)

                  1番は、夏休み以外にすすめてもOK。特に寝る前に読み聞かせしているご家庭などは、読み終わった後に「どう思う?」なんて聞いてみてもいいですよね。

                  夏休み後半に「ママ読書感想文手伝って!」となったときに、過去に読んだことのある本を取り出して、2番の【どう思ったかをまとめる】を一気に進め、その後読書感想文を書いてもらえばOK。

                  学校からのお便りで「読書感想文は夏休みに読んだ図書に限ります」とか書かれているけど、私はバレなきゃいいかなと無視してます。

                  学校の教えを守りたいというお母さんや、お母さんは「バレなきゃいい派」なのに「ママ、ちゃんとしなきゃダメだよ!派」のお子様のご家庭では、ハードスケジュールの「急いで読む」を進めましょう。

                  急いで本を読んだ場合は、もちろん読書感想文を意識した感想になりますが、この場合は仕方がないですよね。

                  先生受けのいいおすすめ書き方はある?

                  学校の先生は読書感想文を通して、「この子はどう感じているのか。何に着目する子なのか」を見ています。

                  だから読書感想文は、子供が感じたままを書くことが一番!

                  起承転結などの小手先の文章テクニックよりも、自分の感じたことを率直に書いているか。他者に伝わる文章でかけているのか。それが何よりも印象深く表われます。

                  「先生、ここが面白かったよ!」と伝える行為を、文章化するのが読書感想文。

                  それプラス、作文における句読点の書き方、段落の区切り方、漢字能力と誤字脱字も、やはりチェックされますね。

                  先生の読書感想文の採点方法。
                  • 感じたことを文章で表現できているかどうか
                  • 句読点の正しい位置
                  • 適切な段落わけ
                  • 誤字脱字
                  • 漢字力

                    ただ漢字や段落なんて考えていたら、肝心の「感動を伝える」行為がおろそかになりかねません。小学校の間は採点は低くてもかまいません。

                    大切なのは、「読んだ本の面白さを先生に伝えられるか」という点。

                    「先生がどんなところを採点ポイントにするか」ではありません。

                    感動や自分の考えを他者に伝えるという、将来的にも役立つ大きなコミュニケーション能力を培うことこそが、夏休みの読書感想文をおこなう最大のメリットです。

                    では以下に、母子が夢中になれる、小学生の読書感想文向けのおすすめ本を紹介していきます。

                    読書感想文の本の選び方【高学年~低学年】

                    本の選び方は小学1年~6年生を通じて、一貫して同じポイントを抑えればOK。

                    そして6年生まで絵本OKです!特に学校指定がなければ、絵本でいいんですよ!

                    もちろん5~6年生になって子ども自身がちょっと難しい本に挑戦したければ、それがベター。

                    どんな絵本・本を選ぶかというポイントは3つ。

                    読書感想文の本の選び方ポイント。
                    • 有名日本人作家の本であること
                    • 外国文学であること
                    • シリーズ化されていること

                      この3つのどれか1つの条件クリアしている本を選べばOKです。

                      つまり、古い文学の宮沢賢治の「セロ弾きのゴーシュ」は有名日本人作家というポイントクリアなのでOK。

                      「星の王子様」は外国文学というポイントクリアなのでOK。外国から来た「リサとガスパール」は外国文学でシリーズ化という2点クリアなのでOK。

                      上記の条件1つクリアしていればOKです!理由は以下にお伝えしますね。

                      有名日本人作家の本・絵本(和書)

                      まず、宮沢賢治や新美南吉(ごんぎつね)、やなせたかし、あね弘士(あらしのよるに)など、作家さんや絵本タイトルが有名な作品は、間違いなく内容が面白いのでおすすめです。

                      「子供が関心を持って読める」という上述したポイントをクリアしてくれる上に、断片的に教科書に載っていたりするので、内容の下積みがある可能性が高いんですよね。

                      さらに「母も一緒に作品を読む」という点でも、母がもともと知っている有名どころを選ぶことで大幅時短につながります。

                      以下に学年別の有名日本人作家・作品を紹介するので、参考にしてください。

                      読書感想文に適した有名日本人作家・作品。
                      • 1年生:100万回いきたねこ、かぐやひめ
                      • 2年生:あらしのよるに、スーホの白い馬
                      • 3年生:ちいちゃんのかげおくり、てぶくろをかいに
                      • 4年生:ごんぎつね、セロ弾きのゴーシュ
                      • 5年生:シュナの旅、注文の多い料理店
                      • 6年生:窓際のトットちゃん、風の又三郎

                        聞いたことのある名作ばかりでしょう。宮沢賢治が多いのは、単に私の趣味ですが、一押しする価値のある名作なので惜しまずに、押します!

                        教科書に載っているものも多いため、お子さん自身も「これなら知ってる!」という作品が見つかるといいですね。

                        外国文学の日本語訳の本・絵本


                        次におすすめの読書感想文の本の選び方として、外国文学が日本語訳された本をおすすめする理由をお伝えいたします。それは外国文学が、「言語訳」という段階を踏んで伝わってきたものだからです。

                        つまり、外国語→日本語になおしてもなお、伝える価値があると高い評価をすでに海外で受けた証拠。確実に面白いものしか外国語訳にはならないので、読んで失敗がほとんどないんです。以下に外国人作家で、日本語訳されている小学生向けの本を選んでみたので、参考にしてください。

                        読書感想文向けの外国文学。
                        • 1年生:リサとガスパール、みにくいあひるのこ
                        • 2年生:長靴をはいた猫
                        • 3年生:クリスマスツリー
                        • 4年生:ナルニア国物語、せかいいちうつくしいぼくの村
                        • 5年生:クリスマスキャロル、幸福の王子、床下の小人たち
                        • 6年生:はてしない物語、モモ、13ヶ月と13週と13日、シートン動物記【オオカミ王ロボ】、チョコレートアンダーグラウンド

                            これまた有名どころばかりなのですが、「有名=おもしろい」ので、子供も母も楽しむことが出来ます!日本にはないキスやハグなどの文化や風習が当たり前のように物語の中で再現。読書感想文に、その点について言及して書くのもいいですね。

                            シリーズ化されている本


                            次にシリーズされている本をおすすめする理由をお伝えいたします。

                            シリーズ化とは、「1冊目が面白くファンが多いため、2作目3作目がつぎつぎと作られた」物が多いから、やはり「シリーズ化=おもしろい」という根拠になるのです。

                            以下に年代別のシリーズ化の本を紹介いたします。

                            読書感想文におすすめの、シリーズ化された本。
                            • 1年生:おたまじゃくしのうんどうかい
                            • 2年生:ぼくはめいたんてい
                            • 3年生:くまのこウーフ
                            • 4年生:星のカービィ(男の子)、わかったさんのクッキー(女の子)
                            • 5年生:おしりたんてい
                            • 6年生:ふしぎのかぎばあさん、江戸川乱歩シリーズ

                            本屋に平積みになっているものから、古くからある名作もずらり。ママたちも「昔読んだ!」が見つかれば何よりです。母子で血がつながっているので、母の感銘を受けたものは、子供も感動する可能性大。この夏は是非、母子読書をたのしんでください!

                            読書感想文のもっとも楽な書き方(裏技)

                            いやいや、明日までに読書感想文仕上げなきゃいけないし、もう図書館しまってるし、何とかしてよ!

                            という切羽詰った母子さんには最期の裏技お伝えします。タイトルからイキナリここに飛んでもOK笑

                            切羽詰っている母子さんにはとっておきの方法、映像化されている本を選ぶことをおすすめします。

                            しかも今から見るのではなく、なるべくすでに見たことのある」お話しがいいですよね。

                            さすがに1~2年生は家にある絵本で対応できると思うので、3年生以上におすすめの「映像化されている原作本」を紹介いたしますね。

                            子供になじみ深いジブリも織り交ぜてご覧ください。

                            映像化されている作品の原作本。
                            • 3~4年生:不思議の国のアリス、霧のむこうのふしぎな町、赤毛のアン、銀河鉄道の夜、ナイチンゲールとばらの花、ふたりのロッテ、サウンドオブミュージック
                            • 5~6年生:小さなスプーンおばさん、あしながおじさん、蜘蛛の糸、魔法使いハウルと火の悪魔、魔女の宅急便、ぼくらの7日間戦争、ハリーポッターと賢者の石、34丁目の奇跡、アルプスの少女ハイジ

                              いかがでしょうか。ジブリ多数。有名どころ、名作多数。なんなら今からツタヤでレンタルでもOKですよ。

                              裏技は卑怯?

                              「こんな裏技卑怯じゃないか!」

                              いえいえ、卑怯じゃありません。読書感想文を書く意味は、「作品を知り、興味を持ち、感想を挙げて、他者に伝える」ことだからです。

                              作品を知る手段が読書だろうと映像だろうとかまいません。(かまう先生も多数いるでしょうから、自己責任で

                              作品を生み出した作者さんの気持ちになれば、大局の中で何が大切かわかります。

                              「自分の作品をしって、感動して、他者に伝えてくれること」これに勝る作者の願いはないのではないでしょうか。

                              また、「作品を知り、感動し、内容を他者に伝える」という、読書感想文の「読む」以外の目的はクリアしています。

                              本は、「読みたい」と子供が心から願ったときこそ読むもので、強制して大人が与えるものではありえません。

                              「読書感想文の書き方」紹介で、こんなことを言ってちゃいけませんよね笑

                              読書感想文という宿題を、お子様と楽しむ一つのイベントとして、是非パパママも楽しんで取り組めればという個人的な願いに過ぎません。

                              映像作品から作文を書くことを推奨する内容ではないということを、ご理解ください。

                              まとめ

                              最後になりますが、ここで全体の「読書感想文の書き方・小学生編」をまとめてお伝えいたします。

                              読書感想文の書き方・小学生編まとめ。
                              • 読書感想文を苦手な理由
                                :本に興味がない
                                :宿題だから仕方なく読む(書く)

                                :母も書き方がわからない
                              • 苦手克服のポイント
                                :宿題とは切り離して「本」の内容を楽しむ
                                :確実に面白い本を選ぶ
                              • 書き方のコツ
                                :起承転結は忘れる

                                :「1,書き出し」「2,あらすじ紹介・印象に残った箇所紹介」「3,本を読む前と読んだ後の自分の変化」を書く
                                :本を読む=インプット、文章化して先生に内容を伝える=アウトプット、という流れを意識する
                                :先生に、本の内容を伝える手紙を書くような気持ちで書く
                              • 母の手助けポイント
                                :一緒に本を読んで、感想について話し合い、共感しあう

                                :小学生の間は「評価」「成績」を気にせず、読み書きを好きになる自信構築を優先する
                              • 先生受けのいい書き方は?
                                :本を読んだ率直な感想を文章化できていればOK
                                :段落わけ、句読点、漢字、誤字脱字も出来る範囲でケア
                              • 本の選び方
                                :有名日本人作家・本、外国文学の日本語訳の本、シリーズ化されている本が、面白いものが多い
                              • 書き出し例
                                :著者名、作品名、その本を選んだ理由、簡単な全体の内容から書き出す
                              • 明日まで・すぐに書き出したい場合
                                :過去に読んだことのある本、切羽詰った場合は映像化してあるもの(ジブリなど)の原作を選ぶ

                                いかがでしょうか。「まとめ」なのにまとまりきらない難解さ笑

                                もっとまとめると、自分がその本を読んだ面白さが、先生に伝わればOKです!

                                本は昔から、人々の生活に想像をもたらすエンターテイメントです。

                                本を読んで楽しむこと(インプット)が第一!それを他者(先生)に伝えること(アウトプット)が、読書感想文の目的です。

                                6年かけてゆっくりと楽しみ方を知るくらいの気持ちで、気軽にとりくんでみてくださいね。

                                最後まで読んでくれてありがとうございました。